2011年12月
『大晦日』  Dec. 31, 2011 ▲Top
 今年も今日1日をもって最後の日となった。毎月の最終日のことを晦日(みそか)と呼ぶ。「晦」 とは月が隠れる日と言う意味で月隠(つきごもり)を訛った読み方として「つごもり」とも呼ぶ。 毎月の末日を晦日と呼ぶことから、1年の最後の日に大をつけて大晦日と言うようになった。 大晦日をお祝いするようになったのは平安時代からと言われていて、神様を祀る準備をする日に 除夜の鐘を撞くようになり、仏教の教えにある人間の煩悩の数108を撞く事が習慣となったもの。 大晦日に年越し蕎麦を食べるようになったのは、江戸時代からと言われていて、地域により違いが あるが年を越す前に食べきらなければならず、残すと翌年金運に恵まれないなどと言われている。 年越し蕎麦の由来の理由は「細く長く元気に暮らせることを願う」と言うものが最も一般的である。

『ドリンク剤』  Dec. 30, 2011 ▲Top
 自身の健康のためにドリンク剤を飲むことで補おうとする人が居る。確かにドリンク剤を 飲むだけで、何となく効いてきた気がするのは栄養ドリンクにはアルコールやカフェイン等 が含まれているので、飲んだ途端、一時的に興奮することから元気が回復した気になる。 ドリンク剤にも100円から数千円するものまであるが、買うときの価格が高いほど効き目が あると勘違いする心理的な効果を狙った面もある。大体値段が高いものには、多くの成分が 入っているが、個々の効き目は余り無くても、飲む人にとってはどれかが自分の症状に合う 可能性が高いと思い込む効果が大きい。日頃安いドリンク剤しか飲んでいない人には、高価な ドリンク剤にはその効果の値段も入っていると言う。気をつけないといけないのは、そんな 高価なドリンク剤も飲み慣れると、段々グレードが上がって行くので注意が必要である。

『血圧』  Dec. 29, 2011 ▲Top
 今年もあと数日後に大晦日が迫ってきた。日頃の不健康な生活から高血圧等で悩んで いる人も、年末恒例の忘年会だけは酒が飲めると大いに楽しみだ。昔から酒は「百薬の長」 と言われてきた。お酒は少量であれば、血圧を下げる効果がある。最高血圧は「収縮期血圧」 と呼ばれ、心臓が収縮して全身に血液を送り出す時の値の事で、血流が最も激しく強いため、 血管には一番負担のかかる瞬間だ。また最低血圧は「拡張期血圧」と言い、心臓が元に戻り 血流が穏やかになる時の値で、血管も縮んで負担が最小となる。お酒はストレスを解消し 血行をよくして、血管を広げ、血圧を下げる効果があるだけでなく、善玉コレステロールが 増え、血液が血管の中で詰まり難くなる効果がある。また、赤ワインには細胞の酸化を防いで 動脈硬化を防ぐポリフェノールと言う有効成分も含まれているので、医学的に見てアルコール の最も大きなプラス面と言え、血圧には有効なのだ。

『男女の関係』  Dec. 28, 2011 ▲Top
 男女が一緒に住んでいる形態で、夫婦以外の言い方には同棲関係と内縁関係とがある。 同棲関係は内縁関係になる前段の状態で、内縁が進むと夫婦となる関係と言える。同棲とは 恋人同士が一緒に生活している状態に対し、内縁関係とは実質的な夫婦関係を指し男女が 婚姻の意思を持ち、社会的にも夫婦関係と認められるが、何かの事情で戸籍上の手続きが 完了していない状態。法的にも社会保険や別れる時の慰謝料など普通の夫婦とほぼ同等 の権利や義務が与えられるのが大きな違いだ。ただ、見かけ上一緒に住む男女が、内縁か 同棲かを分ける明確な基準はない。アメリカでも同棲している男女は多いがそれは結婚前 のお試し期間という意味が強く、日本でも昔の足入れ婚と呼ぶ形式に似ている。

『マタタビ』  Dec. 27, 2011 ▲Top
 猫にマタタビって聞いた事があるだろうか。マタタビとはマタタビ科に属する蔓の一種。 マタタビの蔓や実をネコに与えると、とても興味を示し酔ったようになる。マタタビの蔓や 実、葉にはマタタビ酸という揮発性の物質が含まれていて、これが動物の神経・感覚を麻痺 させる。理由はよく分かっていないが、特にネコ科の動物が好み、動物園ではトラやヒョウ にも薬として食べさせることがあると言う。今はあまりないが、人間も昔から塩漬けなどに したマタタビを食べていた時代がある。実は疲労回復や滋養強壮、胃腸薬など様々な効用を 持っていて、旅人が疲れた時、これを食べれば「また旅」が出来るからマタタビという名前 が付いたとも言われている。しかしこの話はこじつけでアイヌ語の「マタタムブ」からきた というのが現在最も有力な説のようである。マタタビ以外にも同じ様にネコ科の動物に 恍惚感を与える植物として「イヌハッカ」がある。

『ボタンホール』  Dec. 26, 2011 ▲Top
 ジャケットや背広を着ている人なら気づいていると思うが、左襟上部にはきちんとボタン ホールが付けられているが、右襟には何故かそれに対応するボタンは無い。都合良い事にこの ボタンホールには議員バッチや会社の社章などを付けるのに、如何にも都合よく役立っている。 元々は、寒い地域で使われた洋服の襟は詰襟式で、ボタンを掛けると首回りを暖かくするのに 役立っていた名残だ。現在もこうして昔の名残のボタンホールを残しているが、イギリスでは パーティー等の時に、この穴にバラやカーネーションなどの花を挿しててラペルホール、又は フラワーホールと呼ばれて、この穴に飾ったもの。また、袖口にも2連あるいは3連のボタン だけが付いている。ここも以前は袖をまくるために開閉が出来た切れ込みとボタンの名残。 カフスと呼ばれるこの部分だが、現在はほとんどは開閉出来ない。

『どっこいしょ』  Dec. 25, 2011 ▲Top
 立ち上がる時や、座る時「どっこいしょ」と言い出したら、年を取り足元の筋力が低下して いる証拠で、体力的に黄色信号なのだという。声を出すことで、これから動作を起こすに当たり 自らにアナウンス効果を与えるものであり、この事を「どっこいしょ症候群」と言う。 どっこいしょの語源には二つの説があるらしい。一つは六根清浄(ろっこんしょうじょう)で、 修行者が山登りの行をするときに唱える言葉が 「どっこいしょ」 に変化したという説。 二つ目は「何処へ!」という掛け声から来たという説だ。江戸時代以前にはよく使われていて、 相手の発言や行動をさえぎる時に使った言葉だったという。相撲でも相手の動きを遮り止める 時に、何処へ行くという意味の掛け声、力を入れる時の掛け声が語源。今でも「ところがどっこい」 と言えば相手を遮る意味で使われている。力士の掛け声「どすこい」も元は同じなのである。

『音を消す』  Dec. 24, 2011 ▲Top
 近所迷惑な、気になる音を何とか消す事が出来ないかと研究した事がある。音を消す方法には 色々な方法が考えられるが、音を発する部屋、又は場所の吸音効果を上げたり共振を防いで音を 押さえ込んで音を消してしまう吸音方法。音を発する場所の周りを完全に遮蔽して音を外に出さ ないようにする遮音方法。そして、音源から発する音を捉えて、その音源の逆位相の音を作り出 し、同時に逆位相の音と干渉させて相殺する方法がある。論理的にはどんな複雑な音源も完全な 逆位相の音を干渉させれば、人の耳には音が聞こえない事になる。これはActive Noise Controll (ANC)、能動騒音制御と呼ばれる技術である。騒音には実は何種類もの音があるため完全に消す事 は難しいものの、他の方法では制御の難しい低周波音には有効ということで注目されている。

『お新香』  Dec. 23, 2011 ▲Top
 日本人の食卓で一番基本的なおかずと言えばお新香だ。何が無くても白いご飯に美味しい お新香があれば3杯はお代わりできる。お新香とはお漬物のことを少し上品に言った言葉。 伝えられる話では、平安時代の貴族の遊びに由来するもので、聞香や香合わせと呼ばれる ものが色々なお香を焚いて、その種類を当てたり、同じ香りのものを合わせるという遊び。 しかし色々な香りを嗅いでいると、段々違いが分からなくなってくる。そこで休憩も兼ねて 嗅覚をリセットするために食べたのが漬物だった。当時の漬物は味噌漬けなど匂いの強い もので、嗅覚のリセットには効果があったようで、その後、香りのあるお漬物をお新香と 呼ぶようになったもの。

『あくび』  Dec. 22, 2011 ▲Top
 会議などで、堂々巡りの議論に展開してきた時、聞くだけの立場の人にとって空気が淀んで あくびをしてしまう事がある。あくびが起きるのは脳が酸素不足に陥った時に起こる自然現象 と言える。あくびをすることによって肺の中の空気を一度に給排し、新鮮な空気を取り込む事 になる。眠たい時、疲れている時、退屈している時などにあくびをする事で脳の働きを覚醒 させることになる。また理由は分からないが、人のあくびを見ると自分もあくびを吊られる事 があるのは、あくびの伝染なのだろうか。と言ってもあくびの原因は黴菌とかの介在ではない。 強いて言えば、あくびが出る空間には酸素濃度が薄く、他の人にとってもあくびが出やすい 環境にあるのかも知れない。但し医学的にも環境学的にも本当のところは究明されていない。

『干し柿』  Dec. 21, 2011 ▲Top
hoshigaki.jpg  毎年我が家ではこの時期、お正月用の干し柿を必ず作る。今年も近所の方から戴いた渋柿の 皮をむいてベランダに干した。例年は干した後、必ず野鳥に狙われるが、幸い今年は鳥が近寄る 事はなかった。干し柿に用いる柿は、そのままでは渋くて食べられないが、干して乾燥すること により渋柿の可溶性のタンニンが不溶性に変わって渋味がなくなり、甘味が強く感じるようになる。 その甘さは砂糖の約1.5倍とも言われている。甘柿は渋柿と違って渋抜きをしなくても食べられるが、 糖度そのものは渋柿のほうがはるかに高いため、甘柿を干しても渋柿ほどには甘くならない。 干し柿が完全に干し上がると表面に白い粉が付着していることがあるが、これは柿の実の糖分が 結晶化したものである。

『キーボードの配列』  Dec. 20, 2011 ▲Top
 パソコンのキーボードは、なぜ順不同の複雑な配列になっているのだろう。パソコン誕生 には昔、英字タイプライターやテレックスに使われたキー配列がそのまま採用されている。 今のキーボードには、アルファベットのキーと同時に、ひらがなの文字も併記されているが、 これは日本人には全く馴染みの無い配列なので、目で追ってタッチするのは至難の業である。 パソコンが普及する直前に、日本語専用ワープロが発売された初期には、アイウエオ順の 配列を取り入れたキーボードも出現したが、現実に利用してみると意外に使い難いと不評で 長続きしなかった。やがて普及してきたパソコンの機能が多様化して内蔵されたワープロも 便利になり、ワープロ専用機は姿を消し、キーボードもタイプライター配列のキーが標準と して定着し、日本語の入力は殆どの人がアルファベットのローマ字入力を利用している。

『ゴルフボール』  Dec. 19, 2011 ▲Top
 アマチュアゴルファーにとってスコアメイクの上からも、飛距離を伸ばしたいと言う夢の実現からも よく飛ぶボールに対する関心は深い。ゴルフボールのメーカーもその要望に応えようと新製品開発に夫々 力を入れている。飛距離を上げる理論には、メーカーによって夫々独自の諸説がある。ミズノの新製品は クラブで打った直後のボールの初速を増すため、ボールを構成する内部の5層構造のうち最も内側の層に、 従来より硬い素材を使い反発力を高めたところ、ヘッドスピードが秒速40メートルの場合、飛距離が従来 より4ヤード伸びたという。キャスコの新製品「KIRA」は逆に中心部のコアを一段と柔らかくしたことで、 インパクトの際にボールがしっかり変形した後、素早く復元し反発性能が上がり、飛距離が増すという。 又ディンプルの数は世界最少の252個。4種類のディンプルを組み合わせ空気抵抗を最小限に抑えている。 スリクソンでは上級者向けのゴルフボールを刷新。特殊な添加物を使用し、ボールの中心部分のゴムを 柔らかくし、内側が柔らかく外側が硬い内柔外剛の設計を採用。余分なスピン量が減り、飛距離が伸びる という。何れのボールを選ぶかは、プレーヤーの力量に合ったものを選ぶことが必須条件だろう。

『へちま』  Dec. 18, 2011 ▲Top
 最近では余り見かけなくなったが、昔はお風呂に行くときの必需品として「へちま」があった。 垢すりには植物繊維の優しさと肌への馴染が絶妙なバランスだった。へちまは台所で食器洗いにも 重宝されていた。今ではスポンジや合成繊維の商品が安価で長持ちすることから主役交代している。 へちまは江戸時代初期に中国から渡来したもので、日本人に親しまれているが、へちま命名の起源は 変わった由来があった。へちまは漢字で書くと糸瓜と書く。はじめは字の如く「いとうり」と読んで いたが、後に呼びやすいように「とうり」と言い馴染んだ。ところがこの「とうり」の「と」いろは で言うと、いろはにほへとち・・・となる。つまり「へ」と「ち」の間にあるから、「へちま」と 洒落て付けた呼び方が、この名前の起こりと言う。

『麻薬売買の罪』  Dec. 17, 2011 ▲Top
 世界のニュースを見ていると、どの国でも麻薬の取締りには厳しい処罰が実施されている事を報じている。 昨日の中国広東省東莞市の市中級人民法院が薬物売買の罪で40代の日本人の男に死刑判決を言い渡したことが 報じられていた。中国で日本人が執行猶予のつかない死刑判決を受けるのは、昨年4月に執行された4人以来。 40代の被告は昨年9月覚醒剤の購入を計画。1キロ28万元で2回に分け、計8キロの覚醒剤を購入したもの。 マレーシアでもセランゴール州の高等裁判所が覚醒剤を持ち込んだとして東京都目黒区の元看護師の竹内真理子 被告に対し死刑判決を言い渡した。竹内被告は公判で知人に荷物を頼まれたが、覚醒剤が入っているとは知ら なかったと無罪を主張していた。平和ボケした日本人が、外国では人に頼まれて安易に麻薬を運ばされる危険を 知るべきだった。イラン中南部ファールス州シーラーズの刑務所では麻薬密輸の罪で死刑判決を受けた11人が絞首刑に 処されたと報じた。イランは中国に次いで死刑執行件数が多い国とされている。11人については、最高裁で死刑が 確定していた。イランは殺人、姦通、強姦、武装強盗、麻薬取引、背教の罪はすべて死刑の対象となっている。

『水の恐怖』  Dec. 16, 2011 ▲Top
 ニュース等で、水の少ない浅瀬で人が溺れるとか、泳ぎの上手な人なのに溺れた等の話を聞く事がある。 水深の浅い水溜りなのに何故と思うだろうが、実は誰にも起こり得ることなのだ。原因の一つに揚げられる のが錐体内出血というものがある。順調に泳いでいる時にでも呼吸のタイミングを間違えると、つい鼻から 水を吸い込み、鼻から耳につながる耳管に入り込み、耳管は水で栓をしてしまう。一方、鼻から吸い 込んだ水は激しくむせながら鼻から飲む事になる。こうすることで、耳抜きを激しくした状態になり、 鼓膜の内側の圧力が変わる。耳管に入り込んだ水の栓は、ピストンの働きをして、鼓膜の内側の圧力の変化 をさらに大きくする。すると、耳の奥の「錐体」という骨の内部で血管や皮膜が圧力で破れ出血するのだ。 私も大勢泳いでいるプールで、すれ違いざまの相手の大きな波で思わず鼻から水を飲み、頭にツーンと来た 事がある。その時激しくむせて息が出来なくなりパニックから溺れそうになった。錐体内出血自体は 軽ければ自然に治るのだが、錐体の内部には平衡感覚をつかさどる三半規管がある。それが血液循環出来 なければ、平衡感覚が失われ、溺れる危険性があるのだ。従って、鼻から水が入った時には、直ぐに泳ぐの を止めることが重要。

『水中ウォーク』  Dec. 15, 2011 ▲Top
 私が毎日通っているフィトネスクラブのプールには、泳ぎ目的で来る人たちと、泳ぎは 苦手と言う人達の水中ウォークのグループに分かれる。プールのレーンは泳ぎの初心者用 とベテランレーンとプール両端側レーンはウォーキング専用コースとして指定されている。 水中では歩く速度の2乗に比例してエネルギーを使うのでその人の体力やコンディション によって調整しやすいという利点もあり、有酸素運動にも最適なのだ。水の中では体重が 軽くなるので、運動時に下肢に掛かる荷重が大幅に軽減されます。そのため足や膝を故障 している人、肥満気味の人、あるいは運動不足の人に向いた運動であるといえるでしょう。 但し、同じプールで泳いでいる我々にとって、迷惑なのはウォーキングの人達が10人以上 の集団で歩き始めると、プールの水が彼らの歩く方向に強い水流となり、それが泳ぎに影響 し逆流に逆らったり、体が斜めに向けられたりするのでとても泳ぎ難いことだ。そんな時は 無駄な抵抗をしないよう、早めに泳ぎ終わるようにしている。

『ひやかし』  Dec. 14, 2011 ▲Top
 特に何の購入目的も無く店を覗いて回ることをひやかしと言う。時間をもて余した時等、 街を散策して、日頃立ち寄った事もない店のショーウインドウ等を見て回ることがある。 そんな時、欲しい新製品や珍しい商品を見つけても懐と相談して買わずに通り過ぎる事が 多い。ひやかしは無駄遣いする訳でなく、色々な知識や新しい情報を得る事が出来るもの。 ひやかしの語源由来の舞台は、江戸時代、新吉原の遊郭と言う。山谷に住んでいた紙漉き 職人達が、紙の原料を水に冷やしている間、ちょっと時間が掛かる事から、近くの新吉原へ 行っては、店の女郎をからかって時間を潰していた。女郎を買う気も無いのに、からかう だけで帰ってしまう彼らは、紙を冷やかしてきた連中という訳で「ひやかし」と呼ばれた。 それ以来、買う気も無いのにショーウインドウを見たり、値段を聞いたりするが買わずに からかったりする事を、「ひやかし」というようになったもの。

『バイキング』  Dec. 13, 2011 ▲Top
 この名称の正しい意味は、昔、北欧圏域で大活躍したノルマン人の海賊のことを指すもの。 日本でバイキングと言えば料理の提供方式を指し、予め準備された色々の料理が盛られた 大皿から、夫々が食べたいものだけ小皿に取り、食べる方式のことと解釈するのが一般的だ。 最近では、ホテルの朝食などでよくあるが、この方式を「バイキング」というのは日本だけ。 昭和30年頃、帝国ホテルの支配人と料理長が、北欧で伝統的料理「スモーガスボード」に 出会った。日本人好みの味で、食べたいものだけ取って食べる形式が日本でもウケると考え、 帝国ホテル内のレストランに取り入れることにした。その時、店名を社内で公募したが、 その頃上映されていた「バイキング」という映画の中の船上で、自分の食べる分を取ると いう形式が好印象で、それを名前にした「インペリアルバイキング」が決定。これが後に 全国的に広まり、取り放題・食べ放題の方式をバイキングとして定着したと言われている。

『高枕』  Dec. 12, 2011 ▲Top
 高枕とは世の中の動きを何も知らないで、のんびりと暮らしている事で世間の事情に うといばかりではなく、世間のことを知ろうともせず暮らす者への皮肉の言葉。枕を高く して眠ることで、何の心配も無く寝るさまを高枕と言う。本来高枕とは木箱の様な形の 上に小さな括り枕をつけたもので、昔のちょんまげや日本髪の髪形の崩れるのを防ぐ為に 用いていた。枕が低いと、何か事件や火事等があってもすぐに起き上がることが出来ない。 その為すぐに対応可能な安心な姿勢で寝るには、枕が高い方が良いということである。 しかし、もっと昔の人類は敵が襲って来たことを察知する為に、地面や床に頭や耳を 近付けて聞き耳しておく必要があった。従って枕無し、低い枕は臨戦態勢。敵が襲って くる心配も無い、安心できる状況なら枕を高くして眠れるという訳だった。

『お産』  Dec. 11, 2011 ▲Top
 私には5人の弟がいる。兄弟は夫々3歳づつ離れているので、母は3年ごとにお産を したことになるが、当時のお産は自宅で産婆さんに来てもらって生んでいた。出産日が 近づくと、母は大きなお腹を抱えて近くの海へよく出掛けた。理由を聞くと、潮が満潮 の時期に子供が生まれるのだと言っていた。即ちお産は満月の時の月の引力で子供が引き 出される様に生まれると考えていたようだ。潮の干満の時間を見て自分のお産の時期を 予測していたのだ。この事は、最近思い出して調べてみると、産婦人科のお医者さんや、 助産婦さんの話などでも、確率的に満潮の時間近くに出産が多いそうだ。また、逆に 人の死も満潮の時間帯に多いと言うのも何か自然界と人の生死が関与していると言う 不思議さを感じる。

『ノンアルコール』  Dec. 10, 2011 ▲Top
 相変わらず飲酒による交通事故が多く報道されている。乗るなら飲むな、飲んだら乗るなの 標語もあるが、酒好きな人にはその辺の事は判っていても、つい手が出てしまうのだろう。 どうしても酒の席で我慢出来ない人達の為に、飲酒運転にならない様にとノンアルコールと 表示されたビールや日本酒、ワインやチューハイ等がメーカーから売り出されている。 ノンアルコール飲料とはアルコール分が1%未満で、酒類ではなく清涼飲料水に分類されるが、 正確にはアルコールはゼロではない。お酒からアルコール分を飛ばしたり、発酵を抑制して アルコールの生成を止めたり、果汁飲料などを加えて薄めるといった方法で作られている。 未成年者が飲んでも取り締まりの対象とはならないが、アルコールゼロではないため大量に 摂取すれば車の運転も酒気帯びに引っ掛かることがあると言う。油断禁物十分気を付けよう。

『食い逃げ』  Dec. 9, 2011 ▲Top
 子供の頃の話だが、親戚のお兄さんと奈良に遊びに行ったとき、大仏殿等を見学した後 お腹も空いたと若草山付近の茶店に入ってうどんを頼んだ。しかし注文のうどんの来るのが 遅くて待ちきれず、店の前で売っている大福餅を食べることにした。店番のお爺さんに 頼んで出された大福餅を一口で食べたが、まだしばらくうどんは出てこなかった。 やっと出てきたうどんを食べ終わったたところで、請求通りの金額を払って店を出た。 しばらく歩いたところで、お兄さんが払った金額を計算すると、どうやらうどん代だけで 大福のお金は含まれて居ないと言いだした。お金を払ったお兄さんは、大福を只食い したことになるので逃げようと言い、皆で急いで走りその場を離れた。その事は大人に なっても心が痛んだ。しかし考えてみれば店の人の請求通り払ったものなので、決して罪は 犯していない。もしかすると、注文のうどんが遅くなったのでサービスして呉れたかも知れないと 思いながらも確かめるすべも無く、過ぎ去った今でも若草山を見るたびに思い出す。

『デュプイトラン拘縮』  Dec. 8, 2011 ▲Top
dupitlan.jpg  写真の点線内の状態をデュプイトラン拘縮と言います。犬猫等の足裏の肉球に似た膨らみの 状態です。この状態は私の左手の平に出来たもので、デュプイトラン拘縮とは皮膚の下に病的 な索状物が生じ皮膚が突っ張る為に薬指を伸ばすことが出来なくなって来ます。6年前隣の中指 の筋にも同じような症状が起き、最終的に指を伸ばす事が困難になり手術で取り除いたこと事が ありました。今回もこの状態になるまでに1年位経っているが、最近薬指が伸び難く、曲がって き始めたので、手術の必要性を感じている。この病気は女性よりも男性の中高年に多く生じ、 痛みはないが進行すると指が伸びないために生活上の支障が起きます。この病名はこの病気を 詳しく調べたフランスの外科医ギョーム・デュプイトラン男爵の名に由来していると言います。 前回の手術には数日間の入院が必要でした。手術に踏み切るにはそれなりの覚悟が必要だ。

『お腹がごろごろ』  Dec. 7, 2011 ▲Top
 最近突然お腹がごろごろと大きな音を出すことが多く、人の居るところでは恥ずかしい思い をすることがあった。頻繁に音がするが別に下痢をしている訳でもない。本来、腸というのは 絶えず、肛門の方へ内容物を送り出す様に蠕動運動をしているものだ。しかし下痢や発熱等の 症状を起こす大腸炎などが起きている場合、所々で動きが悪くなったり、逆に動き過ぎたりする。 動きが悪くなった所では水分と発酵によって発生したガスが溜まります。そのガスが移動する時、 ぼこぼこっていう水の中を空気が移動する時の様な音がするのだ。腸内が異常の場合、腸液の分泌 が増大し水分の吸収が低下する。牛乳は胃の粘膜に皮膜を作って守ってくれるが、腸内では水分 の吸収を阻害するのだ。下痢気味の時に控える様にというのはそういう理由だ。ごろごろと言う 音を抑えるために、買い置きしてあった整腸作用のあるビオフェルミンを食後に飲んでみた。 どうやら腸の中の水分調整が利いたのか、あれほど気にしていた音は静かになった。

『割れ爪』  Dec. 6, 2011 ▲Top
 最近右手親指の爪が割れて、何かする度に衣類等に引っ掛って、とても不愉快で困っている。 爪を切る時にやすり等で丁寧に揃えても、半日もすると割れ目が離れてしまう。爪が割れる 原因としては栄養分であるタンパク質(ケラチン)の不足が考えられる。二枚爪は爪の先端から 割れたり剥がれたりしてくる状態で、爪甲剥離症の一つ。二枚爪など爪が割れるのは主に冬場の 乾燥の時期に起きている。 爪が割れる爪甲剥離症の原因はよく判らないが、水をよく使う人や 手先の細かい仕事をする人に比較的多く、加齢でも爪甲剥離症なるようだ。私は窮余の策として、 100円ショップで、女性のマニュキアセットを買ってきて、爪の割れている所に厚めに塗って みた。どの位持つか分からないが、今のところ割れ目に塗料が乗っているので引っ掛り難い様で 快調だ。

『お茶漬け』  Dec. 5, 2011 ▲Top
ochaduke.jpg  食事時が来ても何となく食欲がわかないときでも、お茶漬けなら食べられる。 日本人にはお茶漬けは定番、これが嫌いと言う人はほとんどいないだろう。ご飯に お湯や汁を掛けて食べることは古く平安時代からあったらしい。暖かいご飯の上に 好みの魚菜をのせ、茶をかけて食べる食べ方やお茶漬けの風習が起こったのは江戸 時代に入ってからと言われている。昭和20年代末お茶漬けのりが商品化されたが 中にあられが入っていて、香ばしさと歯ざわりが楽しめるものとして人気が出た。 病気や夏バテで多少食欲がないとしても食べられるが、医学的に見ると良くない。 実はお茶漬けにするとほとんど噛まずに飲み込んでしまうから、ただでさえ弱って いる胃腸にはかなりの負担になるので、病気の時には少し手間でもおかゆに限る。

『記憶力』  Dec. 4, 2011 ▲Top
 記憶力は年とともに衰えて、極端に言うと昨日の事の半分くらいは記憶の 彼方に去っていることがある。子供の頃は一度読んだ物語はいつまでも覚えて いた。円周率など昔は十数桁まで覚えていた。今では必要最小限度の5〜7桁 ほどしか言えない。人間が「瞬時」に覚えることのできる数字の桁数と言う のは、一体何桁だろうか。実は人間の知覚・記憶にはある規則性があり、人が 瞬時に知覚したり短時間に記憶出来るのは7つ程度が限度だと言われている。 電話番号なども、普通は地域・局・番号等で分類して合計10桁位で構成され、 初めて聞く番号を全て覚えることは難しいが、局番号と番号の下7桁位なら 一度に覚えて掛けられることから、科学的に分けて構成されていると言う。

『山勘』  Dec. 3, 2011 ▲Top
 知らないことを適当な予測判断で行うことを山勘と言う。人の経験等から勘で 判断するのは、あてずっぽうな場合が多いが、山勘も時には当たることもある。 昔、山師と呼ばれて未知の山を登って、鉱山や鉱脈を探し当てる人たちが居た。 彼らには、長年の経験と勘から多くの鉱脈を発見してきた。但し掘って見なければ 分からない地中の鉱脈のこと、当たり外れもあったことから山師の勘と言い、 当てずっぽうの判断を山勘と言ったものだ。もっとも山勘の由来には、戦国時代の 甲斐の名将武田信玄に仕えた山本勘助の戦略に因み、山勘と言った説もあるようだ。 山本勘助は優れた戦略家として広く世に知られ、的確な考察で策を巡らし多くの 戦で手柄を立てた人物。

『ひじき漁』  Dec. 2, 2011 ▲Top
 先日、大潮の後の干底時間帯に魚釣りに行った。海の水はいつもより遠くまで引き 今まであまり見かけなかった岩礁地帯がそのまま悪出していた。岩場には色々な海草が 生えていた。その中にまだ幼いひじきもあり、そのまま生でも食べられそうだった。 ただ、その日は魚釣りが目的だったのと、満ち潮の勢いが早かったので、足元のひじき に構わず釣りに専念した。その日、結果的には釣果は芳しくなかったので、いっその事 ひじき狩りをした方が良かった。家に帰ってひじきに付いて調べていたら、ひじき保護 の為地域により解禁の時期があり、多くの地域では3月〜5月と分かった。確認のため 改めて地元漁協にこの地域の実情を電話で問い合わせた。結果この地元漁師にはひじき 漁を生計にしているところは無いので、一般人が取るのは何時でも問題ないとの返事だった。 これで安心してひじき狩りが出来ることが判ったので、次の大潮に採りに行く事にした。

『食事のマナー3』  Dec. 1, 2011 ▲Top
 初めてインドネシアに旅行した時、現地風のパダン料理を試した事が在る。頼んだ料理が 出てきた時、お椀に水も出てきたのは飲み水と思い込んでいた。周りの人達は箸やフォーク等 使わず右手で直接掴み食べていた。不思議に感じたのは左手は奇妙に体の後ろの方に隠していた。 私はそれらを確認したあと、とりあえずお椀の水を飲もうとすると、傍の人がそれは飲物では なく指先を洗うフィンガーボールだと注意された。料理を食べる手は右手に限り左手は不浄の 手として、使うのはトイレでのみとされていて食事には使わない。左手を脇に、私も右指先を 水に付けてから煮物料理をつまんだが、気持ち悪くて食べられず、箸を頼んで食べることにした。 店に箸を置いてあったのは、そんなお客にも対応していたようで助かった。要するにパダン料理は、 残念ながら現地のマナー通りには食べられなかった。

Home